2015年公開の映画『セッション』は、音楽学校でドラムを学ぶ青年の話なのだが、特筆すべきは、その主人公の青年が「特別な才能がない人」だということだ。(中略)こんな状況で主人公がすることはただひとつ、「努力だけ」なのだ。僕が注目するのはこの映画を作った監督、デミアン・チャゼルが当時まだ29歳の若者だったという点だ。つまんねぇ夢なんか見て、起こりもしない奇跡を待つより、「限界まで努力する」主人公は、過去の自分をモデルにしている。
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