2016/09/27

「イノベーション幻想」の終わり

2015年公開の映画『セッション』は、音楽学校でドラムを学ぶ青年の話なのだが、特筆すべきは、その主人公の青年が「特別な才能がない人」だということだ。
(中略)
こんな状況で主人公がすることはただひとつ、「努力だけ」なのだ。
僕が注目するのはこの映画を作った監督、デミアン・チャゼルが当時まだ29歳の若者だったという点だ。つまんねぇ夢なんか見て、起こりもしない奇跡を待つより、「限界まで努力する」主人公は、過去の自分をモデルにしている。
―「年上の義務」山田玲司 光文社新書 pp151-152

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